理事長挨拶

理事長挨拶

日頃より、一般社団法人日本小児看護学会の活動にご理解、ご協力いただき誠にありがとうございます。

本学会は、1991年に発足し、子どもの健康と幸せのために活動して参りました。時代とともに子どもと家族を取り巻く環境は著しく変化し、本学会に求められる役割もより幅広く多種多様なものとなりました。このように急激に変化する社会からの要請に迅速に対応し、よりいっそう信頼される学会であるために、2013年に任意団体から一般社団法人日本小児看護学会へと組織改革に取り組み、この度、2017年6月に、現在の新理事体制となりました。今後も、役員一同一丸となって、本学会活動のさらなる発展に努めて参りたいと考えております。

本学会は設立当初から、小児看護の実践と教育・研究をともに大切にするという理念のもとに活動して参りました。今後も“学術・研究活動を推進すること”を通して、小児看護学の発展に寄与する学会でありたいと考えております。この度、2017年度におきまして、学会誌のオンライン公開システムを構築し、本誌に掲載されている論文を広く社会に発信する体制が整いました。また、併せて査読システムをオンライン化したことによる効率化も期待されておりますので、会員の方を対象とする本学会からの研究助成等をご活用いただき、独創性のある研究や実践への貢献度が高い報告等を多数ご投稿いただけましたら幸いです。

また、本学会の役割として“小児看護の実践の向上を図ること”も大変重要な役割の一つだと思います。学術集会や地方会、研修会等における教育活動、並びに学会ホームページに掲載されている子どもに関する倫理、育児支援、在宅療養、特別支援学校等に関する本学会の成果報告が、子どもと家族の看護のいっそうの充実につながることを心より願っております。これらの実践や教育・研究活動を国際的な活動に発展させることも本学会の課題の一つとして、今後の活動について検討して参ります。

さらに、社会への積極的な貢献という視点から関係機関との連携や調整を図り、学会としてのタイムリーな意見の表明、診療報酬改訂等への主体的な取り組み、災害への備えについての小児看護の視点からの検討や災害発生時の迅速な対応を通して、“子どもや家族にとって有益な環境づくりに貢献すること”に努めて参ります。

本学会の方針や活動は、学会ホームページを通して会員並びに社会に向けて発信しております。2200名を超える会員の皆様並びにご支援者の皆様とともに、これからも子どもと家族にとって有意義な活動を探求し、継続して参りたいと思いますので、今後とも変わらぬご支援ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。